【慌てない相続手続き①】相続手続きの全体の流れを知る! 〜相続手続きを自分でやれるように準備しておこう〜

こんにちは。ゆきまるです。

今回のテーマは「慌てない相続手続き」をテーマに情報を発信していきたいと思います。関連記事4から5記事ほどで完結できますので、相続手続きを自分でやってみようという方、または「終活」の一助として相続手続きについて知っておきたい方は、是非チェックしてみて下さい。

相続手続きは、事前準備がとっても大切です!

相続手続きの全体の流れ

相続が発生してから、どのタイミングで何をすべきか?

先ずは全体の流れを把握しましょう。以下に相続の発生から時系列で行うべき相続手続きをまとめましたので、是非参考にしてみて下さい。

相続手続きを進める上では、一つ一つの手続きがとても根深いため、今は相続手続きのうち、どの段階の手続きを行なっているのか?について意識を持つ事はとても大切です。

相続手続きを行う上では、適宜この全体の流れに立ち戻って確認をしながら相続手続きを進めてみてください。

それぞれの手続きについて「具体的に何をどのように行なえばいいのか?」については、本シリーズの別記事で解説していきます。

タイミング必要な相続手続き
相続発生から1週間以内死亡診断書を取得(病院)
死亡届、火葬・埋葬許可申請書を提出(役所)
火葬・埋葬許可証を取得(役所)
④葬儀、火葬・埋葬実施(葬祭場等)
火葬・埋葬執行証明書を取得(葬祭場等)

※上記( )は関係機関です。
※葬儀屋さんに依頼すると、ほとんどの場合、上記手続きを代行してもらえます。
1週間~2週間以内①国民年金・厚生年金の「年金受給権者死亡届」の提出
②生命保険の保険証券を集める
③社会保険・国民健康保険・介護保険の「資格喪失届」の提出及び「世帯主変更届(死亡者が世帯主だった場合)」の提出

※厚生年金の「年金受給権者死亡届」は10日以内
2週間~3ヵ月以内①

2週間~3ヵ月以内②
法定相続人の確定
②不動産、預貯金、株式、保険、クレジットカードの資料を集める
③遺言書の有無のチェック
④相続財産目録の確定
3ヵ月~4ヵ月以内①準確定申告の実施(納税者が死亡したときの確定申告)
②遺産分割協議の実施
4ヵ月~10ヵ月以内①遺産分割協議書の作成
②相続税の申告
概ね2年以内①相続登記手続き
②各種名義変更手続き

本日は本記事にアクセスしていただき、ありがとうございました。

上表の各相続手続きの詳細は別記事で紹介しますので、是非そちらもご覧ください。

ゆきまるでした。